leo-dental-c’s diary

いつまでも美しい白い歯で笑える、しあわせ。 レオ歯科クリニックは、新潟市西区・坂井東地区のみなさまの、 笑顔と健康をお守りしたいと願っています。

ワクワクする気持ちを大切に!

 こんにちは。

院長の田澤です。

GW真っ只中!いかがお過ごしでしょうか?

 

 先日、後輩の谷口先生が朝日大学歯学部の教授に就任するとのことで当院へ挨拶に来てくれました。44歳の若い教授の誕生です!おめでとう!

 谷口先生は、新潟大学医歯学総合病院の加齢歯科診療室の後輩です。私が大学院4年生の時、摂食嚥下リハビリテーション界で著名な当時准教授だった植田耕一郎先生の元で卒業後勉強しようと他大学の歯学部6年生が十数名程加齢歯科診療室へ見学に来ました。しかし、植田先生は翌年母校の日大の教授になることが決まっていたので、それを彼らに伝えると「植田先生がいないのであれば・・・」と他の進路先を探すということで帰っていきました。それは、当然ですよね。しかし、どういう訳か一人だけ残った学生がいて、それが谷口先生でした。翌年、大学院生として入局した谷口先生に何故ここを選んだのか聞いたところ、「他に若い先生もいて楽しそうだし、なんとかなるだろうと思って(笑)」という返答でした。

 確かに入局後谷口先生は診療や研究等大変だったと思います。しかし、彼自身の人柄や努力もあり、今こうして立派に教授になったということはあの時の選択は間違っていなかったのではないでしょうか。

 私も、歯学部6年生の時卒業後どこの診療室へ入るか迷いました。私は高齢者に対する歯科治療を勉強したかったので、入れ歯を専門とする診療室へ残るのが一般的な選択でした。そこは多くの先生が所属している大所帯で安定感というか安心感がありました。しかし、私は出来たばかりでまだ何をするか明確になっていなかった加齢歯科へ入局しました。理由は、新しい診療科でなんだか楽しいことが待っているようでワクワクしたからです。そして、私の入局と同時に准教授に植田耕一郎先生が就任されて、新しい摂食嚥下リハビリテーションという専門外来が新潟大学の病院に誕生しました。少人数の診療室でなかなか大変したが、やりがいがあって毎日が充実していました。

 私も谷口先生も進路先の選択で、無難な方では無く「ワクワクする」方を選びました。果たして本当にそれが正解だったかどうかは分かりませんが、その選択で良かったと思っています。楽しそうとかワクワクする感じは真の心の声だと思うので、そこはこれからも大切にしたいですね。

 加齢歯科でソフトボールチームを作ってリーグ戦に出場したこともありました。朝練したり、診療後バッティングセンターへ行ったり、そして試合後の打ち上げで盛り上がったりととても楽しかった思い出です。

 

 さて、田植えも始まり少しずつ気温が高くなってきています。

育てているオオクワガタの幼虫達はもう夏を予感をして、ほとんどが蛹になりました。

成虫になるのをワクワクしながら待っている今日この頃です。

皆さん、ワクワクする気持ちを大切にしましょう!

 

                             < 院長 >