こんにちは。
院長の田澤です。
今日から6月ですね。
気温の高い日が多くなり、我が家のペット達は元気良く活動するようになりました。
去年羽化したオオクワガタ達は無事に冬を越しました。
最近では、夜になると玄関から賑やかな物音が聞こえます。食欲も旺盛で、エサのゼリーもあっという間に完食するので、帰宅すると必ず覗くようにしています。
また、カブトムシの幼虫達もそろそろ蛹になる準備を始めているようです。
今年の夏もまた忙しくなりそうです(笑)。
さて、最近「国民皆歯科健診」という言葉を耳にしませんか?
6月上旬に政府がとりまとめる「骨太の方針」(経済財政運営の指針)に、この「国民皆歯科健診」を目指す方針が明記されることになったそうです。
「高校まで義務付けている歯科健診を、年1回は全国民が受診することで疾病の予防と国民の健康寿命の延伸につなげることにより、医療費を抑える」というのが目指すところのようです。
例えば、歯周病菌は、誤嚥性肺炎、糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、早産の原因になることは既に分かっています。この万病の元と言われる歯周病を早期に発見して治療することが出来れば、歯を失うリスクは勿論、他の多くの病気の発症を抑えられます。結果として、自分の歯で美味しく食べれて、健康寿命が延び自立した生活を送ることが出来て、そして医療費も減ります。
具体的に、毎年どのような健診を行うかはまだ明らかにされていませんが、一人の歯科医師としてとても良い政策だと私は考えます。
今後の動向に注目して欲しいと思います。
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