こんにちは。
院長の田澤です。
3月に入って、暖かい日が増えてきました。
春がすぐそこまで来ていますね。
先日、万代で開催中の『TVアニメ「鬼滅の刃」全集中展』を観てきました。
子供達は勿論、私もとても楽しめました。
その勢いで、グッズ売り場で限定モノ等色々買ってしまい予想以上の金額にレジでは一瞬目を疑ったくらいです(笑)。
ところで、皆さんは物事に集中している時、自分の口がどうなっているか気にしたことはありますか?
口がぽかんと開いていますか?
それとも、しっかり口を閉じていますか?
「お口ぽかん」であると口で呼吸を行ってしまい、口が渇くことで口臭が強くなったりむし歯や歯肉炎になりやすく、歯並びにも影響が出ることがあります。また、口からの細菌やウィルスの侵入は感染しやすく悪いことだらけです。子供の3割に、この「お口ぽかん(口唇閉鎖不全)」の症状があるという調査結果があります。
では、口を閉じていることはどうでしょうか?
口を閉じていると鼻で呼吸をします。鼻呼吸は細菌やウィルスの侵入に対して鼻腔での防御機構が働きます。また、乾燥した空気は鼻腔で潤されてから喉の方へ流れます。
口唇閉鎖をして鼻呼吸をすることはとても良いことです。
しかし、口は閉じても、上下の歯までしっかり当たって咬んでしまってはいけません。
がっちり噛んでいなくても少しでも歯が触れてしまうと、もうすでに嚙みしめや喰いしばりが始まってしまいます。すると、歯の疲労から冷たいモノがしみるようになったり、いざ食事の時噛むと違和感や痛みが出たり、治療した詰め物が取れやすくなったり、また肩こりや片頭痛そして顎関節症の原因になることもあります。
では、最後に皆さん!
ためしに、口を閉じて歯は当てないようにしてみてください。
自然な感じで出来ればOKですが、やりにくかったりぎこちない感じがあったら、もしかすると普段は「お口ぽかん」だったり「噛みしめ・喰いしばり」をしているかもしれませんよ。
普段なかなか気付かないと思いますが、たまに今自分の口がどうなっているか意識してみてください。
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