leo-dental-c’s diary

いつまでも美しい白い歯で笑える、しあわせ。 レオ歯科クリニックは、新潟市西区・坂井東地区のみなさまの、 笑顔と健康をお守りしたいと願っています。

歯医者の立場からの「熱中症予防」

こんにちは!

院長の田澤です。

お盆休み中ですが、皆さんゆっくり過ごせていますか?  

 

多少涼しくなってきたようですが、まだまだ暑い日が続くと思われます。

今年の夏は例年以上に暑く、熱中症になった方が多いようです。

「熱中症予防」と言えば、皆さんご存知の通り水分摂取です。 汗をかくと、水分と塩分が失われるのでそれを補う必要があります。これを補水と言います。 そして、水分の吸収を早めるために必要なのが、糖質(ブドウ糖)です。

つまり、熱中症予防には、塩分と糖質が入っているドリンクを飲めば良いということになります。 しかし、含まれる塩分(ナトリウムイオン)と糖質(ブドウ糖)のバランスによって吸収効率は変わります。         

 

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  経口(口から飲む)での吸収効率が一番いい飲み物は「経口補水液」です。

「スポーツドリンク」はどうかと言うと、糖分が多く(500mlペットボトルに角砂糖8〜10個)、その塩分と糖質のバランスは味を追求した結果なのです。

では、「経口補水液」を常に飲めば良いのでしょうか?

歯医者の立場からすると酸性度が高いということが気になります。

これは「スポーツドリンク」にも言えることですが、両方のpH値はエナメル質が溶け始めるpH5.5より少ないのです。

 

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 歯医者として言わせてもらえば、日常生活や軽い運動でちょっと喉が渇いたくらいであれば、水やお茶で良いでしょう。

多量に汗をかいたり脱水気味のときは「経口補水液」。

「スポーツドリンク」も悪くないですが、糖質が多く酸性度が強いので水代わりに常飲するのは控えましょう。

 

  最後に、歯にやさしい「酸が入っていない経口補水液」の作り方を載せますので参考にしてみて下さい。

 

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                               <院長>