こんにちは!
院長の田澤です。
前回のスタッフからのブログでサザエさんの食卓の話がありました。
時代は昭和で今とは多少事情が違う部分はありますが、まだまだ勉強になることが沢山ありますよ。
①食事時の姿勢
今はイスに座って食べている家庭が多いですが、お子さんの足が床か足置きについていますか? 足がついていない状態では体が不安定になり、猫背になります。猫背は頭でバランスをとろうとして、正しい位置でのかみ合わせを妨げるようになります。
②食事中のテレビ
サザエさんでは、食事中は楽しく会話をしています。楽しい話題は最善のおかずです。そして、テレビはあまり観ていないようですね。今はほとんどの家庭では食事中はテレビがついています。子どもたちの座る場所は定位置ですから、テレビなどが左右に偏って置かれていることも問題です。同じ方向に毎日頭を向けてかむと、偏ったかみ癖の原因となります。食事の時間はテレビを消すか、テレビをつけるならば、座る場所を家族間で交互に変えてみるのはどうでしょうか。
③食卓の飲み物
最近の子どもたちの食卓には、食事と一緒に水やお茶などの飲み物が置いてあります。すると、食べ物をしっかりかまずに「流し食べ」をすることが多いようです。流し食べはかむ回数を減らし、消化不良もおこします。
サザエさんの食卓を観てください。味噌汁はありますが、飲み物は出ていませんよね。 飲み物は食事の最初か最後にしましょう。
「よく噛む」ことは、「脳の発育」、「顎の発育」そして「よい顔」を作ります。
早速今日から始めてみてください! <院長>